

硝子の塔の殺人
知念実希人 出版社/実業之日本社 価格/¥1,100
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、ゲストたちが招かれた。この館で惨劇が起こる……。館の主人が毒殺。ダイニングでは血塗れの遺体。血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が謎を追う。散りばめられた伏線、読者への挑戦状、驚愕のどんでん返し。2022年本屋大賞ノミネート作であり、知念実希人史上、最大ベストセラー作!


兇人邸の殺人
今村昌弘 出版社/東京創元社 価格/¥990
“廃墟遊園地”に建つ奇怪な屋敷「兇人邸」。班目機関の研究資料を探すグループとともに、深夜そこに侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは無慈悲な首斬り殺人鬼だった。同行者が次々と惨殺され、比留子は行方不明になってしまう。絶体絶命の状況下で葉村は比留子を見つけ出し、謎を解いて生き延びることができるのか。『屍人荘の殺人』の衝撃を凌駕するシリーズ第3弾。


志記(一) 遠い夜明け
髙田郁 出版社/角川春樹事務所 価格/¥792
文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。ひとりは蔵源美津。蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。今ひとりは高越暁。備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越剡は「女忠光」の異名を取っていた。長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕
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絶縁病棟 | 垣谷美雨 | 小学館 | ¥759 | |
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銀座「四宝堂」文房具店 (6) | 上田健次 | 小学館 | ¥781 | |
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国宝上・下 | 吉田修一 | 朝日新聞出版 | ¥880 | |
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最後の外科医 楽園からの救命依頼 | 中山祐次郎 | 文藝春秋 | ¥781 | |
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ザ・ロイヤルファミリー | 早見和真 | 新潮社 | ¥990 | |
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真田武士心得〈一〉 右近純情 | 井原忠政 | 文藝春秋 | ¥803 | |
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一次元の挿し木 | 松下龍之介 | 宝島社 | ¥900 |