新たな明日 - 助太刀稼業 三
佐伯泰英 出版社/文藝春秋 価格/¥880
剣術修行と助太刀稼業によって商人たちの機微を知った若武者・嘉一郎。度重なる女武芸者らとの出会いや、毛利家の若様・助八郎の新しい姿を見るうち、これからの生き方を模索する。そんな時、江戸の分限者の娘たちが拐かされ、佃沖の異人船に捕らわれているとの知らせが――嘉一郎が勇気を持って選んだ道とは?壮快な冒険のストーリーがついに完結!
同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬 出版社/早川書房 価格/¥1,210
1942年、モスクワ近郊の村に暮らす少女セラフィマの日常は、急襲したドイツ軍によって突如として奪われた。母や村人は惨殺され、自らも射殺される寸前、赤軍兵士イリーナに救われたセラフィマは、復讐のため狙撃兵になることを決意する。同じ境遇で戦うことを決めた少女たちと共に訓練を重ねた彼女は、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へ。おびただしい死の果てに目にした“真の敵”とは?本屋大賞第1位。
機械仕掛けの太陽
知念実希人 出版社/文藝春秋 価格/¥990
現役医師として新型コロナと最前線で戦ってきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療従事者たちを描いた感動の人間ドラマ。物語は3人を軸に進んでいく。 大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする女性医師・椎名梓。シングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居する彼女は、コロナ病棟の担当者として、最前線に立つことに。同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目前の彼氏と同棲中。独身であるがゆえに、やはりコロナ病棟での勤務を命じらる。そして、70代の開業医・長峰邦昭。街の医師として、地元に密着した医療を行ってきたが、高齢で持病もある自身の感染を恐れながらも、コロナに立ち向かう。あのとき医療の現場では何が起こっていたのか? 現役医師だからこそ描けるディテールは読み応えあり。3人はそれぞれの立場に苦悩しながら、どのようにコロナ禍を生き抜くのか。だれもが経験したあの未曾有の事態の中、〈戦場と化した医療現場の2年半〉のリアルを描く感動の物語
青い壷 | 有吉佐和子 | 文藝春秋 | ¥781 | ||
十字屋敷のピエロ | 東野圭吾 | 講談社 | ¥913 | ||
その復讐、お預かりします | 原田ひ香 | 双葉社 | ¥814 | ||
ペッパーズ・ゴースト | 伊坂幸太郎 | 朝日新聞出版 | ¥946 | ||
正体 | 染井為人 | 光文社 | ¥990 | ||
財布は踊る | 原田ひ香 | 新潮社 | ¥781 | ||
白鳥とコウモリ 上 | 東野圭吾 | 幻冬舎 | ¥880 |