

カフネ
阿部暁子 出版社/講談社 価格/¥1,870
一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。


札幌誕生
門井慶喜 出版社/河出書房新社 価格/¥2,475
すべてはここからはじまった――幕末から大正にかけて、未知の土地・北海道にわたり、近代都市・札幌を作った、島義勇、内村鑑三、バチラー八重子、有島武郎、岡崎文吉の熱き物語!極寒の北の大地に、近代都市を作る——未知の地で困難に挑んだ人々の信念と情熱を、直木賞作家が描いた感動の傑作歴史小説!幕末から昭和にかけて、未知の北海道で生きた、5人の男女。いまだ北海道で人気の高い、初代開拓判官・島義勇、新渡戸稲造らと札幌農学校(現・北海道大学)の2期生として学び、のちに信仰を志した内村鑑三、アイヌ民族の有力者の娘として生まれ、のちにアイヌの同胞を鼓舞する歌集を出版したバチラー八重子、流行作家と農場経営の二足の草鞋の果てに、小作人たちのため自らの農地を解放した有島武郎、暴れ川・石狩川の治水に取り組み、のちの「札幌」の発展の礎をきずいた岡崎文吉——街に、人に、川に挑んだ、5人それぞれの開拓の物語を、熱い筆致で描いた大型エンターテイメント!


謎の香りはパン屋から
土屋うさぎ 出版社/宝島社 価格/¥1,650
大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー!
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サトウさんの友達 | 益田ミリ | マガジンハウス | ¥1,540 | |
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頭のいい人が話す前に考えていること | 安達裕哉 | ダイヤモンド社 | ¥1,650 | |
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5年で1億貯める株式投資 | kenmo | ダイヤモンド社 | ¥1,870 | |
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本当の自由を手に入れる お金の大学 改訂版 | 両@リベ大学長 | 朝日新聞出版 | ¥1,650 | |
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嫌われる勇気 | 岸見一郎 | ダイヤモンド社 | ¥1,650 | |
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近畿地方のある場所について | 背筋 | KADOKAWA | ¥1,430 | |
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アウト老のすすめ | みうらじゅん | 文藝春秋 | ¥1,540 |